幼い頃、悪いことをして父親に叱られたときの
制裁に喰らったビンタの余韻を今でも思い出す。
_頬にじんわり残る熱い感覚_
そして、泣き喚く自分はいつも母親の腕の中で
ひたすらに慰められていたことを思い出す。
_両腕で抱きしめられる包まれるような感覚_
思い出す時は、いつも痛みと優しさが一緒だ。
自分は両親の愛の中で生きてきたのだと思う。
父を思い出せば同時に母を
母を思い出せば同時に父を
そんな風に育ててくれた両親の
2025.2.28「あの日の温もり」
2/28/2025, 10:34:08 AM