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狭い部屋

私は、狭い部屋が好きだ。

楽だし。
落ち着くし。
居心地がいいし。
一人で、いられるし。
気を使わなくていいし。

そう思っていた。
今も思ってはいる。

だけれど、何か目標を達成しようと思うならば
この、狭い部屋から扉を開けて
外の世界へ足を踏み出さなければならない。

扉は、鉛のように重く、普通に押すだけでは
扉は開かない。
そのため、外から誰かの手を借りるか、
自らの力で少しずつ扉を動かすしかない。

手っ取り早いのは、前者。
身になる力、開放感をより実感できるのは後者。

どちらにせよ、扉を開けたとしても
さらにその先に、何が待ち構えているかは

誰にもわからないし、
レールも自分で敷いて行かなければならない。

そのレールは、一人で敷いていくのはあまりにも
困難。
とはいえ、誰かに協力を求めようにも
誰が、そのレール敷く手伝いをしてくれるか
何もわからない。

だからこそ、失敗を繰り返し
そのレールを作り、また壊して敷き直す。
その繰り返し。

そして、どこかのタイミングで
自分の納得が行くレールが作り始めることが
ようやくできる。

そして、少しずつレールを伸ばしていく。

それも、一つと人生なのだと。

あとは、自分の納得行くレールを作るろうと
するあまり協力してくれた人を、ないがしろにしては ならない。

感謝を忘れない。
そして、黙々と努力することも大切。



6/4/2024, 10:26:03 PM