“ River〃 ”

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   途は、甘くはないですよ。


   伴侶選びを間違えると、


   自死せずにおられぬほどに


   すべてが崩れて倒れます。


   私は、昭和45年12月25日金曜日のクリスマスの昼下がりに、母親のお腹の中に居る時からの食いしん坊で母親の口を通じて毎日2Lの牛乳を摂取して4,000グラムの病的肥満児として生まれ出産直後体重を落とす機械の中に2週間入り … どうにか生存して … そうしてその後の人生は … いや … まぁ … そこそこ波瀾に満ちた人生を捲って此処迄来ました … 。


   様々な理由みたいなものが有ったり無かったりするのでしょうが …


   誰彼に、極めて唯一無二的に愛される魂ではなかったらしく … 死に物狂いでその時々で奔走し乍らも … 見込まれる事も見定められる事も無い物語を授けられたらしく …


   私は … 生粋の疎まれ人生を辿り乍らも …


   29歳の時に宇多田ヒカル、三谷幸喜、見城徹等々に … 自作文章を大規模サイバー盗作をされたりもしましたが … てっきり人生の変化点かと勘違いしたりもしましたが … 結局、誰ひとりにも知られる事も無い無断盗作という顛末で …


   仕事のタクシーの車内で裸の王様よろしく客に苦笑いし乍ら小自慢し乍ら … 毎晩カティーサークを原液の侭飲み … いつか肝硬変で倒れれるんだろうなと期待し乍ら … 二度と、〝 生まれて来るもんか! 〟という決意をまた繰り返し … 陽が明けてはまた仕方ないと会社に行き社内のミネラル水を紙コップで繰り返し腹に注ぎ込んでアルコールチェックで引っかからないようにして … また道端にタクシーという隠れ蓑を纏って日を遣り過ごす … 。


   夢や誇り、そうした自分を大切に、切実に念ってる今一瞬が宝で … 花だ。


   わたしにはもう無い。


   若者たち …


   決して、わたしのようにはならないよう


   私は真剣に祈ります。


   祈ります。死んでも、祈り続けます。


   頑張ってるんだろうけど、


   もっとがんばれ!


   届きたい場所に届くまでは、決してあきらめるな!


   私みたいに。

11/11/2025, 2:13:38 AM