願いが一つ叶うのならば
私の願いを聞いてほしい
私を受け入れて、認めてほしい
死なないでいいって
大切だって教えてほしい
だって僕にはわからないの
己の価値を私が決めるのは願う必要すらない愚策
人は人の上に立つ
つまり人の下には人が立つ
どこかが秀でている者はどこかが劣っている
それはこの世の理である
分野ごとに上と下がいる
人としてはみな社会の奴隷なのだ
ただ、社会という王に屈するのが楽なのが世界なのだ
わかりたくないこと認めたくないことはある
自分の常識が間違っていたり
やった行いがかえって迷惑になったり
やってきたことの意味がなかったり
裏切られたり
そんなことは社会の下当然なのだ
ただ、法律というルールがあるゲームであるため
守れなかったら罰があるのだ
ルールこそがある意味の取り扱い説明書なのだ
だってダメなことの逆をすれば生きられるのだから
ただ、その生き方が認められるかは別の話
この世の理不尽はそいつの知識不足
知っていれば理不尽とは思わない
そうやって追い詰められる
人は楽しんだもん勝ちとはいうもんだが
それでもしてないと息苦しくなり
荒波に揉まれながら、目標を見失い
生きる気力のなくなるものだ
願うことといえば権利や金、友情などもあるが
俺は死を選ぶ
この世は矛盾の連続だ
皆が同じ教育を受け、同じ人に習ってるわけでない
だから伝達ミスつまり、知識不足が引き継がれる
だから衝突がなくならないのだ
だって正義にとっての悪は悪にとっての正義だから
死は疲れた人の休息なんだ
休むだけで白い目をされ
正しい知識がないから認められない
甘えと言われやらされる
そこで笑顔なんて見せたら相手からしたら
これでよかったと思われるだけ
嫌なことも言えない社会をみんなで作っているのだ
この世界に生きるが限り知らないとは言えない
だって矛盾と理不尽の上に立つのが社会であり
その下が人類なのだから
だから早く僕をこの腐った混沌から弾いてくれ
俺は塵だから
3/10/2025, 10:54:23 AM