彼 花咲いて 散りゆくとある記事に書いてある文章。その記事とは『奇病』の資料だ。その中の一つ、『花吐き病』。ゆっくりと視線を上げ、防犯カメラへ目線を送る。ああ、まただ…部屋が花まみれじゃあないか。今宵は紅色か。体調が思わしくないのか、『恋』をしているのか……____先生…先生…俺は…先生が好きなんです…でも、好きになればなるほど、花が紅く染まっていく。俺は…死んでしまうのでしょうか…?
7/23/2023, 2:00:51 PM