ずっとその手を繋いでいたかった。成長するにつれ、あなたは僕の手を握らなくなった。これが大人になることならば、僕は子どものままで良いとすら思えた。再びその手を握る時が来た。でも決して握り返してはくれない、冷たいその手。ありがとう、そしてごめんなさい。白い布で覆われたあなたはもう二度と笑いかけてはくれなかった。
12/10/2024, 12:28:58 AM