NoName

Open App

ふとした時に聴こえてくる君の声。


いつも隣にいて、優しかった。

どんなにわがままを言っても、

一緒にいてくれた。


「もう疲れた」

そう言わせてしまう位、

ぼくは君に甘えていた。

ずっと一緒にいると思っていた。

離れないでいてくれるって、

自惚れていた。


君だって、嫌なこともあったし、

我慢してることも多かったんだと思う。

僕はそれに気づいてあげられなかった。


君は今、幸せだろうか。

僕がいなくても、君は幸せになれる。

それは悲しいことだけど、

君が幸せで笑っていられるなら、

僕はそれでいいと思う。


いつか、君に逢えたら、

僕はどんな人になってるだろうか。

少しはマシになっていられたら、

そう思う。


君が幸せになっていると信じてる。


今日も君の声がする。

2/16/2025, 3:20:45 AM