荒れた呼吸に釣られて揺れる裸体は、まるで白い砂浜そのもので。目は離せないのに二度と触れてはいけない宗教画のようだった。汗ばんでいた肌はふわりと花の香りが匂い立つ。名前を呼ぶと、にこりと微笑を浮かべた彼女に震える。強がる少年の部分を一気に踏破して、1人の男にしてしまう蠱惑的な美貌。むしゃぶりつきたくなるほどの甘やかな無垢。1枚脱いでひと晩過ごしただけでどうしてここまで君は変わるのか。
1/16/2024, 3:31:31 PM