水無月はじめ

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『待ってて』

夕日が影を落とす道
そろそろ宵の明星が見えてくる

そして僕の心にも
夜の帳が下りてくる

朝焼けを見たのは
いつが最後だったのか

夜の闇を纏うように
静かに静かに生きていた

「待ってて」と君に言われたが
眩しい太陽を見据えるのは
まだ僕には勇気の要ること

そう
君は太陽なのだ

もう少しだけ待っててくれ

夜の住人の僕には
光に目を慣らす時間が要る

2/13/2026, 10:10:05 AM