君が見た夢君が見た夢だなんて、わかるはずがないじゃないかあの夢を語っていた時のお前、桃色に染まったあの頬も、あげられたあの口角も、柔く細められたあの目も、高鳴る鼓動を抑えるようにあてられたその手も、全てが歓喜に満ち溢れていたじゃないか。それが今や、一体、どこを見ているのだ。そればかり語って、何がしたい。何処にも踏み出さず、枯れ果てたそこに一人とどまり続けたお前のことだなんて、忘れてしまった。何の夢を見ていたの
12/16/2025, 12:51:36 PM