たくさんの想い出私はふとした瞬間に、自らの「手」を眺める手の甲、掌、指の関節、爪先。年齢を重ねる事に、昨年ははなかった傷やシミが増えている。夏の終わりには、こんがりと焼き上がった焦げ茶色の手の甲になる「手」には想い出が宿る。私が経験した陽の光、温度、出来事を「手」は記憶するこれからもこの相棒とともに私は生きていく私が死ぬまでこの相棒は私を記憶していく。
11/18/2024, 1:53:51 PM