“朝日の温もり”
ウグイスの鳴き声で目が覚めた
窓から差し込む朝日が
眩しく感じる
いつもと変わらない日常を
毎日ゆっくり歩いて行く
昔は平凡な日常が嫌で
無理をしながら頑張って
行きたくもない食事に付き合って
笑えない会話で笑って
毎日駆け足で過ごしていた
いつからか、疲れ切って
走れなくなった私は脚を止めた
走る事をやめてみた
そしたら、気付いた事がある
いつもの変わらない日常が
どれだけ幸せだったのか
ゆっくり歩いて前に進む事が
どれだけ楽しい事かを
だから、私はゆっくり歩いていく
朝日の温もりを感じながら
きちんと周りを見て
今日もゆっくり前に進む
6/9/2024, 11:09:05 PM