愛を叫ぶ
朝目覚める
感じたいぬくもりがない
冷たいダブルベットの左端
重い体を引きずり
カーテンを開けよう
眩しすぎる朝日と空いてる君の席
あの日の泣き顔
照らす夕日
体のぬくもりが消えてゆく
消し去ろうと思うたび
君を思い出させる
何時かは君のこと
なにも感じなくなるのかな
あの日の夕焼け
一緒に迎えた初めての朝は
日に日に消えて行くのに
君を思い出させる
なくしたものを越えるのか
君は…
そこにいろよ
僕の記憶の体の奥深く
君は咲き続ける
情熱の紅い薔薇
愛なら叫ばず偲んでみろと
僕に言う
激しく鳴く蝉よりも
鳴かぬ蛍が身を焦がす
2024年5月11日
心幸
5/11/2024, 4:36:00 PM