蓼 つづみ

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こちらにも属しきれず
あちらにも閉じきれず
外に出ることも
中心に踏み込むことも、しないまま
ずっと、縁を保っている

世界の中にいる
けれど、世界そのものにはならない

感情を持つ
でも、感情に溺れない

兆しを見る
でも、その眩しさを信じすぎない

この、常に少し脇にいるという
自分を壊さずに在るために
獲得した位置

そこにある細い光は
誰かを照らすためのものではなく

ただ、
感謝と謝罪を
深く理解するために

内に持ち続けている

題 光の回廊

12/22/2025, 11:34:15 AM