謎い物語の語り手

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【木枯らし】

何本も矢の刺さったお姫様は、
焼けた靴を履いて鉄の上を踊っていた。

でも誰をそれを見ない。
みんな大切な人といて、笑い合っていた。

お姫様はニコニコ笑いながら踊っている。
木枯らしだけが彼女のパフォーマンスを笑っている。

みんなはどこかに去っていってしまった。

お姫様が疲れ果てて、
焼けた芝生の絨毯の上に倒れ込んだ。

「だれかそこにいる?」
震える手で手を伸ばしても、
誰も彼女の手を握らなかった。

そこには誰もいなかった。


1/17/2026, 12:35:25 PM