「もし、未来を見れて、君のその選択がどうなるか分かったとしたら、自分の決めたその選択を変える勇気があるかい?」
「僕は意固地だからね。未来がどうとかそんなややこしいことは考えないようにしてるんだ。仮に予知夢かなんかで未来で僕の選択が悲劇的な結末を迎えると分かったとしても、勇気とかではなく、単にシンプルに生きたいから、変えることは無いね。」と彼は言った。
「それは、弱さじゃないかな。君はもっと考えられる力があり、それに伴う責任がある。シンプルに生きたいのは誰だってそうだ。誰だって出来るだけややこしい事は考えたくはない。それでも、生きるために必死に考えているんだ。まるで君は自分だけが単純さを好んで、周りの人は問題を複雑にしたがっているかのように言うが、君のその飄然とした生き方はたまたま君が運良く持っていたから出来てるだけだよ。それで、自分を周りとは違う視座を持ってるなんて自己イメージで包んで、勘違いも甚だしい」
「そういう考え方ももちろんある」
「そうやって、俗世から離れたような余裕な態度も癪に障る」
4/19/2026, 2:04:58 PM