【特別な存在】
「夢がほしい」
「そう」
「冷たいね」
「夢ってなんだろ」
「うーん」
「興味ないなあ」
「夢ってさ」
自然と生まれるものじゃない?
彼女は言った
あれから数年後
桜の木の下で彼女の言葉を思い出した
夢を持たないあの子は難関校に進学し
今何をしているかは分からないけど
自然と私には夢が生まれていた
「彼女に自慢できるくらい夢を叶えよう」
特別すぎるくらい彼女は別格だった
好きじゃ収まらない気持ち
高校生活の最後にあんな話ができて良かった
特別な存在は今、何をしてるんだろう
3/23/2026, 12:59:46 PM