白昼夢を見ている気がした
気づけばそこには、赤い液体が広がっていた。
僕は手に何かを持っていた。それが何かを理解出来ない
心模様を表すかのように、雨が降った。
傘を開くのが億劫になる、そんな小雨。目の前にある、それらを見つめた。
それは肉塊で、スーパーのケースで冷やされている、特売のお肉のようだった。たくさんの主婦達が群がっていそうな、そんな色。
「そこのお前、止まれ!」
いきなり後ろから、そんなふうに怒鳴られた。後ろを振り向く。二人の、武装をした天使がいた。
「手に持っている物を床に落とし、手を上に上げろ!さもないと命はないぞ!」
右手にあるそれを離す。調理実習で先生が駆けつけそうな、金属の落ちる音がした。
天使達はすぐに僕の体を抑えて、拘束した。抵抗しなかった僕は、すぐさま連行された。
罪が裁かれる場所 人間で例えると裁判所
罪を計る計測者が鎮座する場所 秤の神殿に
お題『今日の心模様』×『白昼夢』
天使 人間でいう警察組織。公務員的な仕事に就く者は、9割天使だったりする。白い羽が生えている
4/24/2026, 9:56:22 AM