小5

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『 すき、 』







「名古屋から転校してきました。」
「゛陽戸夏 麻゛です。よろしくお願いします。」











ことは私が名古屋から東京の公立高校へ、
転校してきたところから始まりました。


元々いた学校が治安の問題によりつぶれてしまうそうなので、これを機に東京へ越してきたのです。




転校してきたクラスの第一印象は偽善者、でした。
皆、私を歓迎しているように見えて心が笑っていない。
なんというのか、、まさに戦場のようなクラス。

まぁ、こんなクラス、そうそうに攻略してみせましょう。






こんなクラス、笑







私は自分でも言わせてもらいますが、とても綺麗です。
フェイスラインはシュッとしていて目も適度に大きくパーツ配置も完璧。

手足はスラッと伸びていてそれに加えて細くて色白。

その上バービー人形のような美しいくびれ。

髪は染めているにもかかわらずとてもツヤツヤしていて美しいストレートです。

毛先が少しうねっているのも私の可愛いところ。

オマケに性格も良くて勉強も運動も完璧。

家庭も裕福で両親の仲も良く、程よく愛されている。



そのためか、転校してきて私はすぐクラスの人気者になりました。

ただ、1人だけ私のことを気にもしなかった人がいました。

市ヶ谷ゆうき、スクールカーストというものを使って言えば陰キャ、に属する人でした。

気に入りません。
私のことに興味のきょの字も持たないだなんて。
貴方の何倍も裕福だし家庭も仲が良くて両親の一人娘である私が美しいのにも関わらず。



でもね、私。
自分の手を汚すの嫌いなんですよ。


人気者、つまりクラスの支配者と言うわけです。

元々の話、担任がやる気のない人間なので。

人の背中を遠回しに押して動かしたとしても

気づかないくらいにはね。



なので。
市ヶ谷さんを崩そうと考えました。


そのためにはまず。
市ヶ谷さんと仲良くなり情報や弱みを握る必要がありますね。
少なくとも家庭の事情や過去は知っておくべきでしょう。

7月5日。











7月17日。

「市ヶ谷さーん!もし良かったらさ!夏休み中、一緒に遊ばない?」

ある程度市ヶ谷さんと仲良くなった頃に遊びへ誘ってみました。
本当は反吐が出るほど嫌でしたが。

「え、!いぃいの?!」

「、もちろん。映画見に行こう?」

「わわかったァぃ!」




PM6時

今日は両親は帰ってきません。

はぁ。

帰宅しました。ようやくですよ本当。
あんなにも気持ちの悪い人間と話すだなんて、本当自分自身の気を疑わせていただきます。

誠に地獄へ堕ちてゆけばいいと言うのに。
くたばりなさいよ。早くね。










1時間悩んでたんですけどこれ以上思いつかないので続きは皆様が御考えください。
いいですよね〜。こういう話もたまには。

市ヶ谷と陽戸夏。
この二人の関係を友人と仮定して進むダーク物語を初めようと思ったんですけど。
なんというかめんどくさくなりました。
ごめんなさい。
ちなみに皆様陽戸夏って読めます?
苗字どうしようかなと考えた時にぱっと思い浮かんだのがひとなつでしたので。

ひとなつあさです。
それといちがや。


とりあえずはここまで。
久々なのにこんなのですみませんね。

10/25/2024, 1:28:55 PM