雪のように、落ち葉のように。その想いは降り積もる。一日二日じゃこうはならない。何年も前から少しずつ、少しずつ。やがてそれは一滴の雫が岩を削るように、事態を一変させる。募る想いはマグマのように、いつか爆発する日を待っている。何をそんなに驚いてるの? 今日がその日だったという、ただそれだけの事。あなたはいつもヘラヘラと、私の想いに気付きもしないで。今日がその日だっただけ。さようなら。そうして私は――。END「降り積もる想い」
12/21/2025, 2:02:25 PM