霜降る朝寒さで布団から出るのも億劫になる。でも、仕事に行かなくちゃ。起きて見る外の景色に息を呑む。霜が降りて草木や車、道が白く縁取られていて、なんとも不思議な光景だった。まるで額縁に入れられた、絵を見ているよう。そんな、霜降る朝の景色を見ながら、ブラックの苦いコーヒーを飲み干す。さあ、あの絵の中へ飛び出すぞ。厚着して、意を決して、白く縁取られた世界へ。
11/28/2025, 10:58:09 AM