「ありがとね𓏸𓏸!」
「んーんこちらこそぉ」
活気のある女性が伸ばした手をふわふわしたゆるい雰囲気の女性が握り返す。
「また連れてってよ!」
「いいよぉ」
「今日はありがとね!じゃあまた!!」
「ばいばーい」
手を振って活気のある女性を見送る。後ろ姿が見えなくなっていき、完全に後ろ姿が見えなくなるとゆるい雰囲気の女性は深くため息を吐いた。
「……だる」
そう一言。先程までの雰囲気はなく、ピリピリとした空気を纏っている。
単純な話。友情は、いつか壊れるものなだけである。
『友情』
7/24/2024, 10:35:25 AM