月並みだけど、人生を電車に例えたとして。私はきっと途中下車もできずに、真っ直ぐ終点に向かっていく。買い物も、会いに行く人も、ただ気まぐれな寄り道もないまま、終点までの片道切符を握りしめて、だんだん客の減る快速電車で骸になる。私は独りでただ終点の花畑を夢に見る。
8/10/2024, 5:01:40 PM