僕らは生まれる時、真っ白なキャンパスをもらう。
心から幸せだと感じたら黄色を、
悲しい気持ちになったら青色を、
やり場のない怒りを感じたら赤色を、
誰かを本気で好きになったら桜色を、
だが、苦しみに溢れたこの世界で僕のキャンパスはいつしか暗く、淀んだ色で溢れてしまっていた。
君と出会った。
君の美しい色は、僕の淀んだ世界をいとも簡単に彩ってしまった。
いつか君の世界が止まって、そのキャンパスが風化してしまっても、僕が君の色を守り続けるだろう。
僕達の世界が色褪せるまで。
「カラフル」
5/1/2026, 12:51:15 PM