主が去った古い建物は驚くほど冷えきっていたアイツがいなくなってからもう何日も経つガタつく重い扉も、埃っぽい空気もあの頃のままなのに、いつも隣にいたはずの姿だけがどこにもいない「……もっと、ちゃんと伝えておけばよかった」強がりも変な意地も全部捨てて、好きだと素直に言えていたら何か変わっていただろうか?手のひらに残る微かな温もりだけが、嘘みたいに鮮明だ二度と戻らない日常にオレは今更、消えない後悔を抱え続けている
5/15/2026, 11:42:47 PM