月詠

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目が覚めると、既に外は明るく、私は朝になっていることに気がついた。
身体が重く、起きるのが憂鬱だが無理やり動かし、ティッシュで目を擦る。ボーッとしたまま無意識のように頭元に置いてあるクシを手に取り髪をとかして前髪をヘアピンでとめて後ろ髪をしばる。
ベッドに座ったまま暫くボーッとしていると、ドアがノックされ、すぐ直後に「朝やぞ、起きぃや、」といいながらドアが開かれて母が顔をのぞかせる。
正直、まだ動きたくは無かったが、またグチグチと文句を言われるのも嫌なので体を動かし、自室を出てリビングへと向かう。その道中の洗面台で軽く顔を洗って目を覚まさせる。
リビングのテーブルには少し冷めた今日の朝ごはんが。白米は好きではないためふりかけをかけてからいただく。
テレビではいつも通りニュースが流れているため横目で見ながら、今日の天気を確認する。
ご飯を食べ終わったらすぐに自室へと戻り、着替えを行う。推しの声を聴きながら。
友達とLINEをして、一緒に行く約束を取り付けて、時間になったら家を出て待ち合わせをする。そして友達と2人で、もしくは1人で学校へと向かい、1日を過ごす。
これが私のモーニングルーティン。

7/10/2024, 11:16:54 AM