No.106『香水』君の香水の匂いが好きだった。人は声から忘れていくらしい。実際僕はもう君の声を思い出せない。だけどいつまでも残ってるのは君の香水の匂い。だから僕は今日もその匂いを追ってしまうんだ。君じゃないと分かってていても。
8/31/2024, 12:35:12 AM