道を歩きながらロボットがあるものを抱えて考えている。服もボロボロでほとんど裸の生命はまだ息をしている。ニンゲンの言葉ではアカチャンというその生命体をロボットは不思議そうに眺める。心優しいロボットは楽にしてあげようと考えた。それから3時間後、「人か動物かわからない死体が道に散乱している」という通報が警察署に届いた。小さな命が消えた。
2/24/2024, 10:24:35 AM