大事な大切なずっと一緒だった
大好きな子がこの世からいなくなった
その日から数日は曇りで
そのせいもあるのか気持ちが憂鬱だった
それでも片付けをしないでいることは無理なので
少しずつ片付けを始める。
片付けをしているといろんなものから
君の面影が浮かび上がる
このおもちゃすごく気に入ってくれて
よく遊んでたな。
このご飯が好きだったよね。
おやつも隠しても隠してもうまいこと
見つけてきてたよね
そんなことを思いながら片付けをしていると
外から声が聞こえてきた。
小さな子ども達の声。
『わぁ〜。すごい!大きな虹だー!』
『すごいね。きれい!!』
『もっと近くに行ってみよ!』
『賛成!!』
子ども達はパタパタと楽しそうに走っていく…
私は外に出る
そこには大きな虹の架け橋が架かっていた。
9/22/2025, 8:35:47 AM