【一筋の光】一筋の光が林の中へ射し込む。光が誘う先へ進むとそこには少女が立っていた。そして大粒の涙が頬を伝っている。物陰に潜んで覗いていた僕は彼女のそばへ恐る恐る近寄る。少女は僕の存在に気付くそして微笑み、僕の頭を優しく撫でた。どこか寂しそうな少女の一筋の光になりたい。僕は彼女に寄り添う。彼女も僕の体に触れ、抱き寄せた。少し懐かしいにおいがした。
11/5/2023, 10:59:31 PM