「・・・月が、綺麗ですね。」
静寂に包まれた夜。
丘の上は君と僕以外誰もいない。
初めて会ったその時から、君に惹かれていた。
キラキラと輝いて、優しく明るい君。
どんなことにも全力投球、真摯に向き合う姿勢が格好いい。
たまにドジ踏んでしまうことも君が完璧ではなく、人間なのだと思わせてくれてより愛おしくなる。
話しかけるまでに随分かかってしまった。
言葉もあまり上手く言えていなかったかもしれない。
それでも、君は眩しいくらいのあの笑顔で答えてくれた。
会話を重ねて、一緒に行動する機会が増え。
そして、今、ここに立っている。
でも、臆病な僕はその気持ちをはっきり言う度胸が無かった。
だから、かの文豪の言葉を借りてしまった。
君は、気づいてくれるだろうか。
もう、君しか見れない。君のことしか考えられない。
心が君だけでいっぱいでとめどなく想いが溢れてくる。
君は一瞬キョトンとした顔をした。
その後、少しだけ顔を紅くしたように見えた。
その顔に僕の心臓は更に鼓動を上げていく。
僕の気持ちの行方は、月のみぞ知るーーー
『I Love・・・』
1/29/2026, 5:42:06 PM