冬になったら真っ白な世界の真ん中で困り顔の雲に願いを告げる“どうかひとときの間私の夢を現実に”氷の湖の魔法に魅せられて誰もが見惚れるような舞姫に雪の積もる箱庭の香りに誘われて甘くとろけるお茶会を苺を纏うおじいさまに惑わされて贈り物にお手紙を真っ白に覆われた世界だからこそ色めき立つそれらにどうしようもなく恋焦がれ叶わぬ想いを諦めきれずただただ体温を犠牲に祈り続ける私の瞳の中の純白な世界はどうしようもなく鮮やかで美しい
11/17/2024, 3:38:09 PM