康人

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君がいない午前7時
朝歩いていたね二人
こうして雨が降ると
君を思い出す
"どうして?"

聞いて欲しい今朝の雨
夜テレビを付けた時に
アラーム スコールのような
雨が降るって

山の天気は変わるから
この旅館が最後だね
不安な 目覚めになるね
陽は見えないね

突然の雨予報
それでも二人身を寄せた
辛くなったのかな
色々思出して苦しくなり
重くなったのかな
君は不安で泣いてた

神様もしいるのなら
結び合わせてください
今でも貴方に頼って
膝を揃えて生きています
あの人は髪を残して
顔も見えなくなりました
言葉足らずな私を
どうかお許しください

あの時二人懐かしんだ
遠い旅路を楽しんだ
苦しみ 半分分け合って
それでも 喜びだけは
2人分だった

ゴルフに行ってカフェに寄る
幸い二人は良く似てた
着ていた オレンジのコート
今では それだけが
私達と違う

いつかの別れだけ
一人で残された君は
笑顔で別れを告げたね
僅かに心はどよめいて
寂しくなって
泣いて許しを求めた

信じた祈りが届くなら
声を聞かせてください
どんなに朝が来ても
膝を抱えて泣いています
あの人は花を残して
根も見えなくなりました
不器用な私を
どうか慰めてください
 
結露する心の窓に
寂しさを笑えない
外が暖かくても
冷たい心の中が
小さく泣いている

神様どうかもう一度
チャンスを作ってください
今では私は元気になって
膝を真っ直ぐ歩いています
あの人も素敵だったけど
未練残して歩けなくなりました
あの人のことも
強く願わせてください

信じた光が輝くなら
日を歩かせてください
こうして歩いてゆく道を
膝を真っ直ぐ座っています
あの人も似ていたけれど
ニコって笑えませんでした
これからの事を
強く希望させてください

1/12/2024, 9:08:09 PM