気づけば、東の岩山が紅葉している。
2階の東の窓から岩山までの距離は、およそ300mくらいだろうか。標高は、たぶん、、300mくらい。
四季の表情がある、いい岩山だと思う。
夏には、二重の虹がこの山を起点にいくつも見えた。
冬晴れの夜には、煌々とした月が岩山の天辺からUFOのように上がってくるだろう。煙草を吸いに玄関からはみ出た夫が、それを見つけてくれることだろう。
この岩山を、わたしはこの上もなく愛し始めている。
さみしいと、あいしてるは、
わたしの同義語になった。
「そして、」
は、要らない。
10/30/2025, 11:21:04 AM