人は所詮ひとりだと言う人もいる。
心理学では、自分以外は他者ではあるから、そうとも言える。
そして、お互い全てを理解出来る人間はいない。たとえ親、兄弟であったとしても。
家族が支えになる人もいれば、家庭環境によっては逆も然り。
家族に頼れない人達は、自分だけを信じるしかない。けれど、それでは疲れて息切れしてしまう。自分も気付かないうちに。
そんなとき、言葉の変化、雰囲気で察知するのか。
何かをキャッチして、私をこの世界に留める為に、必要な言葉をくれた。
そういうときは、言葉の力は弱まって届きにくくなってしまう。だけど、不思議と小さくても刺さるときがある。
それは、自分自身が求めていたモノ。
友達が気づいてくれるのも、奇跡。
電話で会話できるのも、そして些細なことが大きなきっかけになる。
それらがなければ、私はいまここにこうして存在していない。
照れくさいから、このことを話すことはないけど。
「メッセージが気になって……何時になっても大丈夫だから、話を聞くよ」
『友情』
7/25/2023, 8:41:44 AM