「嵐がこようとも」
昨年の日本は、巨大台風の被害はほとんどなかった。ただの幸運だったと思う。アメリカは、ハリケーンの被害は甚大だった。しかも長期にわたり何度も繰り返された。
ご存知の方も多いから、簡単に説明すれば、巨大台風、巨大ハリケーンが誕生するメカニズムは、海水温度がかなり深いところまで上昇していて、発生から大陸上陸まで、成長し続けるためで、要するに勢力を拡大しつつ衰えない。非常に危険なものである。
今日のテーマは、嵐がこようとも、であるが、事前にどれほど巨大で、危険であるかが、わかっていたら、身の回りの貴重品を持って、避難所へではなく、台風の予想進路以外の場所へ旅行に行くのも良いと思う。
風速70mになると、鉄骨住宅でも変形するそうで、トラックも横転する場合もあるし、木造家屋は倒壊する場合もある。嵐がこようとも頑張るのはナンセンスで、命を守るためには逃げるしかない。もちろん、どれだけ巨大であるか、いまの気象予報は進歩して、危険度合いが事前にわかるので、早めに非難行動できるように、学校(可能であれば)仕事も休日にした方が良いと思う。社会全体で危険を理解し行動しないと救われる命も救われなくなると感じている。
7/30/2023, 6:54:31 AM