二面性

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夕暮れ夕焼け朝のよう。

黒い影が上空を飛び回る。

逢魔が時の闇が追いかける。

やっと醒めた現実に、

おかえりと微笑み頬をなぞる。



深夜零時帯の光の中。

蛍光灯に照らされ独りきり。

ゆっくり顔を上げ星を見る。

ゆっくり目を閉じ夢を見る。



飛び込んだ光が瞬いた。

見開いたその隙間から、

見るのも嫌になるくらいの光が突き刺さる。

遥か彼方の恒星は高く笑った。

[夜が明けた]

4/28/2025, 10:44:48 AM