冬至。

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降ったら土砂降り。
気分は散々で上がる気配もない。


あぁ…何もないな、
ほんと何もない。
あたしには何もないんだ。

大きなため息を吐く。
目を閉じて、精一杯身体中の空気を吐き出して。
吐き出して。
身体のちからを抜く。
飛んでけもやもや。
どこまでも。
何も感じなくなるまで。

空っぽのこころ。
空っぽのあたし。
もう何もない。


まぶたを持ち上げて目の前を直視して。
変わらぬ何もない世界にうっすらと笑って。
この眼に光りを入れる。
そう、何もないんだ。
あたしには、何もないんじゃない。
失うものなんて。
だったら突き進むしかないんじゃない何だって。

降ったら土砂降り最悪で。
傘なんて持ち合わせてないし傘を差し出してくれる誰かも居るわけない。
だったらもう濡れて歩こうじゃないの。
濡れてるうちにいつか晴れるわ。
清々しいくらいに歩いてやろうじゃないの。
いつかきっと、晴れる日も来るわ。


                    (快晴)

4/14/2026, 8:54:15 AM