「お母さん、私の名前の由来ってなぁに?」
あれは確か、小学四年生のこと、
学校の課題で、自分の名前の由来を親に聞くことになった。
「悲しい思いや苦しい思いをしている人を
優しい羽で包みこんでほしいっていう由来。」
「へぇ〜そうなんだ~」
ちょっと意外だった。
私のことをいつも殴っていた母が、
そんなことを思って私に名前をつけたんだ、と、
たまにその時のことを、ふと思い出す。
「優羽〜、一緒に帰ろー!」
そう、大事な人が名前を呼ぶたびに、。
この人は、今、親に殴られて、塾の先生にも殴られて、
祖父母には、恋愛を禁止されて、頼れる人がいなくて、
悲しい思い、苦しい思いをしている、。
今、私達は、中学3年生。
受験もあるし、仕方ないことだと思うけど、
彼が苦しんでいるところなんか見たくない。だから
私は今、
彼の祖父母にばれないようにお付き合いをしている。
そして、悲しい思いや、
苦しい思いをしている彼を支えている。
そして私の名前、私の名前の由来どうり
彼を、優しい羽で包み込むように支え続けたいと、
思っている。
(これは今も続いている、ノンフェクションの物語。
名前も内容も全て実在しています。長くはなりましたが、
読んでいただきありがとうございます。)
《優しさ》
1/27/2026, 2:34:59 PM