たとえ間違いだったとしても
「そんなの、間違ってるよ。だって…だって、私たちは友達でしょ?しかも……私もあなたも女の子。なんだよ?」
そんなこと想定内だった。否定されて拒絶されても、それでもわたしはあんたにこの想いを伝えたかった。
「うん。裏切るようなこと言ってごめん。友情だと、わたしも思ってた。けど、ずっと一緒にいたら違う気持ちも芽生ているのに気づいた。たとえ、この感情が間違いだったとしても、わたしは今の自分の気持ちを無視できなかった。」
ポロポロ泣き出すからわたしも困る。
そっと近づいて優しく頭を撫でて、軽く頬に口づけする。
「……ごめん。そんな顔しないで。もう二度と、こんなこと言わない。もう二度と…あんたに近づかないから。」
目の前から立ち去ろうとしたその時、ギュッと腕を掴まれた。
「えっ?」
「…まだ、私もよくわかんないけど、あなたと離れ離れになるのは嫌。それが、今の私の気持ち。」
4/22/2026, 11:13:59 AM