みっともなく泣き喚いて、泣き叫んで、どこにも行かないでと縋り付くことが出来たなら、なんて。 そんなもしもを考える時がある。 馬鹿で、愚かで、矮小で、こんなどうしようもない私のことなんか、振り返らなくていい。 脇目も振らずにひた走る、そんな貴方が好きだったから。 貴方の進む妨げにしかならない、私を置いていってくれる貴方で良かった。
6/22/2025, 11:59:49 PM