なばかり

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純粋で、大好きな人から傷ついてゆく
また、おいていかれてしまった。

人が大嫌いだ
どんなに素晴らしいでも気持ち悪く感じてしまう
そんな自分勝手さにも嫌気がさす

書き途中の絵は可能性が美しさを阻害して
額縁に入ってから美しさを感じる人間たち。
永遠を夢見ながら人は
美しい終わりをどこかで探している

そう思っていた。ずっと。

あなたには終わらないで欲しかった。
この世界で、認識し続けたかった。
あなたには傷ついて欲しくなかった。
まだ治っていない生傷が、いくつも見えていたから。

書き途中だから人は美しくて
色を塗るのをやめて景色を眺めても
やがてゆっくり、慎重に塗れたらいい
額縁なんていらなくて
破れて揉まれた跡さえも
それがわたしの、大好きなあなたなんだ。

そのままでいるということが
いちばん難しいかもしれない
終わりは安心なんだ
刺激が無くなるから
そのままでいれることが
いちばん美しいのかもしれないのに
終わりは完成なんだ
残酷なくらい黒い無で、全てだったんだ。 
欠けた月が星とぼくらを照らして夜空になるみたいに。
そのまま輝き続けた光で、有も無も照らしていたい。
届くよね。

4/8/2026, 1:54:21 PM