花純

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※結構長めです。





「もしかして、好きな人いるの?」


「...うん。」

そんな一言から始まった恋の物語。



明日も会える、それだけで幸せだった。

ずっとあの人のことを想う日々だった。


隣の席になったときなんてもう

言葉が出なかった。


横目であの人の綺麗な横顔を見て

胸が高鳴るばかりだった。



あの人がいるおかげで

何から何まで、幸せだった。














今夜はあまり眠れなそうだ。


不意に、涙がこぼれる。


あの人なら、なんて言ってたかな。

なんてさ、あの人のこと忘れなきゃいけないのに。

─未練タラタラじゃん。


腫れた目を手でこする。


窓から少しの光が射し込む。

...明け方か。


さっきまで眠れなかったのに、

今更眠たくなってきた。


寝てもどうせまたあの夢を見る。

それなら寝ない方がマシだ。



部屋の椅子にちょこんと座る。


すると何故か、見たくなかったはずの

あの夢の内容が蘇ってくる──












クシュンッ!

くしゃみが出る。

「大丈夫?無理しないでね」

頼れる親友は心配そうに言う。

それも私は、病み上がりだからだ。

最近風邪をひいて1週間ほど休んでいた。


あの人と久しぶりに会える。

ちなみに親友は私があの人を好きなことは

知っている。


─会うの、楽しみだなあ。


教室に入る。

周りを見渡すも、特に変わったことはない。

席に座ると、やっぱり隣にあの人がいる。

話す勇気は出ないものの、

あの人と話したい。

なんて思っていると、

あの人が私に話しかける。

「水野さん、次移動教室だよ」

「あっ、うん...!」

慌てて言うと、急いで準備をする。

ぼんやりとしていた私は

移動教室ということに気づかなかった。

もう教室には私とあの人しかいない。

あの人は私を待ってくれている。

....そういうところが好きなんだよなあ。






休み時間。

いつものように

親友が私のところに

駆け寄ってきた。

「あ、あのね、朝言い忘れてたんだけど...その...」

親友がモジモジしながら言う。

言葉を選んでいるのか、言いづらいことなのか。

「どうしたの?」

私は親友に聞く。

親友は私の耳元で言った。

「隣の席のその.....が転...校するって...」

「え」

真実を受け入れられなかった。

信じたくない。

「う、うそだ。冗談はやめてよ。」

愛想笑いする。

でも私は知っている。

これは嘘じゃないと。

親友と様子からも嘘だとは思えなかった。

でも、もうどんな反応をしたら

いいのか分からなかった。

自分に嘘だと信じ込ませたいくらいだった。


「嘘じゃない。今月中には...って。」

親友は悲しそうに言う。

咄嗟に手で耳を塞ぐ。


知りたくない。

聞きたくない。

いやだ。

いやだ。


こんなことになるならまだ

あの純愛してるころの─

....あの夢のつづきを見ていたかったよ。
































「あの夢のつづきを」

ちゃんとフィクションです😊



最初と最後が繋がる系のやつにしたかったのに...
意味不明な物語なりました。


<解説>

①普通に恋してた。
②「私」が風邪で休んでたとき、好きな人(「あの人」)が
転校すると話していたことを親友から聞く。
「あの夢のつづき」っていうのは普通に恋してたころ
のこと。
③「私」は恋を諦めることにした。その日の夜、そのせ
いであまり眠れなかった。寝たとしても②の夢を
見てしまう。(見たくない)だから、起きることに。

⬆これを、①、③、②、の順番にしたので、おかしく
なったのかも...


まあ、
あとがきで全て台無しになるのがオチなんですが。



ここまで読んでくれてありがとうございました🙇🏻‍♀️‪‪









リア友以外×↓





















































嫌ったわけではないです!
そう思わせちゃったならごめんね。

ただ単にカクコトナカッタカラ...
こっちはあんま、(リア友)みたいに沢山お出かけ
したりしてなくて...


私はね....

漫画めっっっっっちゃ読みすぎて
妄想めっっっっっちゃ得意になりました。(笑)

妄想って、
違うよ?そういうのじゃないからね?違うからね?


漫画で夢見る理想主義者...

みたいな冬休み送ってました✨(笑)








1/12/2025, 1:35:35 PM