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夢の断片
私の夢には常に誰かがそばにいてくれる。いい存在とは限らないが、私と関わりを持とうとしてくれてることはとてもありがたく、現実に戻った時にガッカリしてしまうほどである。
目覚めた時に何もなかったようになってしまうのが嫌で、日記もつけたし、顔がわかる時にはその特徴を細かく書いてイメージできるようにした。不思議なことに、イメージすればするほど同じ人に夢で会えるようになったし、会話もできるようになっていった。
私は現実でできない相談をその人にしたし、時には抱きしめてもらって心を落ち着かせた。相手はなんでも応じてくれたけど、いつも少しだけ困った顔をしていた。いつこの関係が終わるか私は内心、どきどきしているが、夢から覚めた後はいつもは冷たい末端が暖かくて、この夢の断片を握りしめながら私はまた現実の生活を騙し騙し続けているのだった。

11/21/2025, 2:04:35 PM