わたしね、ユメとげんじつをつなげたいの。
あなたがねむってしまうまえに。
やりかたはまだわかんない。
だけど、はやくしないとあなたがとわノねむりについてしまう。
そしたら、また、あえなくナるんでしょ?
そんなのやだよ。おはなしできてないことがたくさんあるのに……まだおわカれしたくない。
デも、みつからない。
いそがなくちゃいけないのに、かけらひとつもみあたらないの。
だからわたしはもっとあせる。あせって、さがして、からまわって、またあなたにしんぱいさせる。
だけど、どんなにこえをかけてもわたしがとまらないから、あなたはあきれたかおをしてなんにもいわなくなったね。ただ、じいっと、となりにいてくれる。
あのね、わたしね、それがすっごくうれしいの。だいすきがあふれてとまらないの。
だからわたしはもっとがんばってゆめとげんじつのつなげかたをみつける。
ほんとはこうしているひマもないくらいなんだよ。
ああ、いそがなくちゃ。
あなたとまたわらいあうために。
あなタのとなりにいられるみらいのために。
▶眠りにつく前に #34
11/2/2023, 3:34:41 PM