「もしも君が」
もしも君がさびしいと感じていたら。
安心して。
僕が、僕の言葉が、いつだって君のそばにいるから。
でも、どれだけさびしくても、君はこっちに来ちゃだめだよ。
僕がいるからって、こっちに来たら、
僕が悲しい。
たとえひとりになってしまったとしても、君はその命を全うしてほしい。それが、僕の最後の願いだ。
でも、もしも君が、僕のことをすぐに忘れてしまえるくらい、幸せになってくれたら。これ以上に嬉しいことはない。
もしも君が、世界でいちばん幸せになってくれたら。
僕は安心して、眠りにつくことができるだろう。
6/15/2025, 10:17:29 AM