お題:太陽
ジリジリジリジリ身を焦がす
湿った空気と茹だる暑さとアスファルトが体の水分を全て奪う
灼熱の夏の日差しは最期まで私を逃すことはないだろう
居心地のよかった暗闇が息もできないほど苦しい場所になったのはいつからだったのか
耐え難い苦痛から逃れるために明るい場所を目指して逃げ出したはずなのに
私は太陽の下を目指してはいけなかったというのか
我関せずただギラギラと輝く光を恨めしく眺めながら後悔だけが思考を塗りつぶしていた
タイトル
夏の雨上がり道路のミミズ
8/6/2024, 3:47:13 PM