お題:街の明かり
あなたは街の明かりを背に人混みとは逆の方向へと歩いていった。
「ねえ?どこへ行くの」
そう私は言ったが、あなたは私の方を一度も振り返ることなく消えてしまった。
ただあなたに愛してほしかっただけだった。
「愛してる」って言って欲しかっただけだったのに。
あなたは他の女と生きていくことを選んだ…
あなたの為だったらなんでも出来た
苦手な料理だって、家事だって、あなたの笑顔を見るために私なりに頑張っていたつもりだった。
でもそれは『つもり』であっただけであなたには通じていなかった。
仲の良い女友達に私は泣きついた。
「私のどこがだめだったの…」
って。 女友達は言った。
「【私】ちゃんは悪くないよ!悪いのは捨てたあいつだよ!ほんとに可哀想!」
って女友達は言ったんだ。
じゃあなんでお前は私の彼をとったの?
『可哀想!』だなんて虫唾が走るw
なぁ?気づいてないとでも思ってたか?
彼が浮気してたことなんてとっくの前に気づいてた。
でもいつかは私のことだけをみてくれると信じてた。
だって彼は「好き」っていってくれたんだもん。
でもその「好き」は私の求めてる「愛してる」じゃなかった。
外見は好きだったかもしれないけれど、内面は、私の性格は愛してはくれなかった。
ねぇお願い言ってよ。どこがだめだったのか。
全部全部直すからさ…
7/8/2024, 3:24:21 PM