凛世

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記憶は美化されるものだけれども

それでも忘れられないものってあるよね

楽しかったこと

美味しかったもの

一緒にいた人が違うだけで

いつもの出来事も特別になる

憧れの先輩と一緒に

ポテトを食べながら歩いた帰り道

その日は何故か2人だけだった

優しくて背の高い人気のある先輩

ドキドキしながら

いつものように話しながら

特別な時間を喜んでいたっけ

いつまでもこの道が続くといいのにと

わざとゆっくり歩いてみたな

夕焼け空の下り坂を歩くと

その時のことを今でも思い出す

先輩の笑顔と夕日

どっちも眩しかった若かりし日の思い出











「きっと忘れない」

8/21/2025, 9:41:23 AM