ある古い書物の一節にて。
蒼の島「ブルー・ド・フラン」にある遺跡の奥の壁画には相合傘のする男女の壁画が描かれてある。
これははるか昔、フラン人の恋人を描いたものだ。
この島の全てはこの男女から始まったとされる。
ブルー・ド・フランの人々は結婚時に、風習をつけた。それは相合傘をして結婚する事。
昔、その壁画で描かれた男女は相合傘をしたことで永遠の幸せを手に入れた。
それに見習って相合傘をする。
永遠の幸せを願って。
ー オリジナル小説・ドゥコ作中の書物ノン・ドゥカ・ドゥコから ー
6/19/2023, 10:22:58 AM